空き缶ポイ捨てでカンカン

オナニー番外編だ

(前回のあらすじ)
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みくる「イケメン太郎さん、さよなら」
イケ郎「ちょ、待てよ！」←キムタク



【第２話　極意】

はぁ･･････はぁ･･････
しかし、このボディブレード･･････なんて重さだ！
持ち上げるだけで、もう腕がパンパンだ
疲れたからアソコもパンパンだ

ごめんな、みくる･･････
君の元には行けそうもない



ﾋﾟｶｧｧｧｧｧｧｧ

うっ！？
みくるからもらった指輪が輝いている！


･･････そうだ
俺はずっと逃げ続けてきた
職探しからも、自分磨きからも、
そして――現実からも

だが逃げるのはもうやめだ
今、俺が逃げれば愛する人を失ってしまう

もう嫌だ･･････喪男いやだ！
逃げ続けて大切なものを失うのはもういやだ！！


ｷﾞｭｯ

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ！！

アナタガシヌホドスキダカラー！！


んっ？
か、軽いぞ！？
何故だ･･････さっき持ち上げようとした時は重かったのに･･････

そうか
ボディブレードの両端が揺れることにより、
ボディブレード本来の重量制御装置が働いたのか

これならイケそうだ！



～一週間後～

はっ！！　ｽﾞﾊﾞﾝｯ

ｽﾞｽﾞｩﾝｽﾞｽﾞｩﾝ(大きな岩を切り崩した音)

旅人「ありがとうごぜぇます。これで塞がれた道も通れるようになりました」

ふふふ、いいってコテよ

旅人「あのぅ･･････どこに行かれるんで？」

愛する人を助けに行くのさ！

続く

【第一話　ボディブレー道】

みくる「イケメン太郎さん！　もうやめて！」

イケ郎「ぐぅぅ･･････みくる･･････今･･･助けに･･････」ﾄﾞｻｯ

みくる「イケメン太郎さん！！」

簿記検定２級「ふふふ･･････その程度でVIPコテとは笑わせる」

イケ郎「･･････」

簿記検定２級「抵抗するなら、この男を殺すまでだ。･･････一緒に来るな？」

みくる「･･････はい･･･イケメン太郎さん･･････さようなら」

　　―みくる―

　　　　　　　　　　―みくる―


みくるぅぅぅぅぅぅぅぅッ！
はっ！？　ゆ、夢か
･･････くっ、あの時の傷がまだ疼く

俺に力さえあれば、みくるがさらわれることはなかった
力が･･････力が欲しい･･････

　――力が欲しいか――

だ、誰だ！？

　――質問に答えろ。力が欲しいのか――

ああ、欲しい！
簿記検定２級に勝てるほどの力が欲しい･･････！

　――おまえは何のために戦う――

俺の愛する人―― みくるを助け出すために戦う！
俺は二度と負けねぇ！

　――ふふふ、おまえのような男を待っていた――

ﾋﾟｶｧｧｧｧｧ

うっ！　こ、これは！？

　―― "ボディブレード"、退魔の黒刀だ――

お、重い･･････

　――それが"武器の重み"というものだ。
　　　おまえは、それを背負い、生きていかなければならない。
　　　それを使えば、おまえの意思次第で人を傷つけることもできる――

･･････

　――愛する人を守ることもできる――

･･････ッ！？

　――おまえなら大丈夫だ。自分を信じろ――

あんたは誰だ？　どうして俺にここまでしてくれるんだ！

　――いずれわかる･･････では、さらばだ――

ちょ、待てよ！←キムタク
･･････行ってしまった

ｷﾞｭｯ

みくる、待ってろよ
簿記検定２級を倒し、おまえを助け出すからな

待ってろよ！








※ボディブレードとは
※ボディブレードとは【携帯用】